今日は、丸晴工務店からほど近い小学校の課外授業”バターナイフ作り”が、2年ぶりに行われました。
朝から夕方にかけて3クラスが交互で訪れました。
入り口まで来ると元気な挨拶と元気な笑顔を見せてくれ、皆ウキウキして席につきました。
丸晴工務店の会長濃沼晴治が話し始めると、子供たちは真剣な表情。
”バターナイフ”は、会長が自ら100個を工場にて形を作り、仕上げの部分を残したものでした。
会長は、その仕上げ方法について説明を行います。
「まずは、バターナイフの面を取ってもらいます。刃はとても危ないから必ず手前から外に向けて動かします。1㎜〜1.5㎜を削るイメージです。そしてそれが終わったらヤスリをかけてまあるく仕上げます。」
と説明をすると、子供たちはそれぞれ削るバターナイフを見つめイメージを膨らましていました。
先生から開始の合図があると、子供たちは早速手を動かし削っていきます。
しかし、彫刻としか持ったことのない子供たちは握ることさえままなりません。
恐る恐る削る子もいれば、刃の向きを逆に持って削ろうとする子も。
会長が子供たちのところを周り、丁寧に削り方を教えてあげていました。
初めは恐る恐るだった子たちも
削っていくうち慣れてきたのか上手に削っていました。
他にも会長の作品である神棚を観察したり、
大工道具である墨壺に興味を持って観察している子たちもいました。
子供たちの目はとても純粋で
見たことのないもの触れたことのないものを
真剣な眼差しで見ていました。
最後は、席につき体験についての感想をいただきました。
みんないい経験ができましたとお礼を言って頂きました。
また、大工の仕事に興味を持ち仕事にしたいと言って頂いた子もいました。
こういった体験学習を行うことで地域の活性化や子供たちにとって成長するいい機会になれば、開催するものとしても幸いです。
これからも地域の貢献に繋がることを丸晴工務店は続けていきたいです。
丸晴工務店の試み
https://www.marusei-j.co.jp/デザイナーさんとの取り組み/
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