作業場では、木材を加工していました。
刻む場所場所で道具を使い分けて丁寧に仕上げていきます。
一本一本、木の性格を見ながら加工していくため、
思いが籠もります。
その一本一本を組み上げることで、思いの籠もった家が出来上がる
そんな風に丸晴の家は出来ていくのです。



作業場では、木材を加工していました。
刻む場所場所で道具を使い分けて丁寧に仕上げていきます。
一本一本、木の性格を見ながら加工していくため、
思いが籠もります。
その一本一本を組み上げることで、思いの籠もった家が出来上がる
そんな風に丸晴の家は出来ていくのです。
昨日までの雨も止み、少し晴れ間も見えるいい天気となりました。
建前(たてまえ)は施主さんにとっても、工務店にとっても、とても大事な日。
鳶さんと大工で一気にお家の形にしていきます。
これは今朝の様子ですが、
作業場で加工した木材を組み立てていきます。
丸晴の誇る伝統的な木組みを見れるのはこの建前の日だけです。
それを見に施主さんも足を運び、お家ができあがっていくのを愉しそうに眺めていました。
下小屋の天井に雨の落ちる音。
ザーザー。ポツポツ。ポツ。ポツポツポツ。
トトロの傘のような音を聴きながら
森田大工が木組みのための加工を行っています。
冬に向かい少しずつ寒くなってきましたが、上棟に向けて頑張ってます。
急に寒くなってきた今日この頃です。
事務所では、薪ストーブが焚かれ暖かい空気から、これから寒さ厳しくなる季節を教えてくれるようです。
しかし、こんなにも薪ストーブに癒されるのはなぜでしょうか。
暖かいというだけでなく、パチパチという音と共にどこか情緒あふれる景色のように感じるからでしょうか。
しばらく眺めていると吸い込まれていってしまいそうな、そんな感じです。
今日も事務所では、暖かさに包まれて設計について話し合いが行われています。
倉俣大工の現場です。
大きな大黒柱がそびえ立ち
丸晴工務店の木と共に暮らしていく。
それを象徴するような、とても素敵なお家です。
完成がとても楽しみですね。
丸晴の人を想い、人のためにの精神は川崎マイスター濃沼晴治氏から受け継ぎ、11名の大工に引き継がれています。
数百年の時代を生き続けることのできる家作り。
これもまた、確かなポテンシャルと技術を持ってしてできる、人や環境への思いやりだと思います。
今日もそんな想いを持った大工が家づくりをしています。
森田大工
倉俣大工
矢島大工
森田大工が母屋(もや )の材木を加工してました。
ちなみに、母屋とは。。。
屋根の最も高いところにある棟木と平行して、垂木を支える木材のことです。
設計図を見ながらまずは、番付表を作成し、それを見ながら墨付けして、加工していきます。
墨付けされた部分をカットします。
その後、ノミで丁寧に削って行きます。
斜めに削る時は、ほぼ感覚で平らにしていくそうです。
お家の大事な基礎を組むための凹凸をつけていく作業を
今日も黙々と行ってます。
倉俣大工がN邸の吊り戸棚と下駄箱創作作業をしてました。
木材を裁断したり、表面を何度も何度も削ったりしながら調整して、造作しています。
箱だけでなく、引き戸の取手となる部分の造作も指先のひっかかりなど手先で感じながら作ってました。本当に細かい作業です。
いつも施主さんを想いながら作っています。
日本建築の天井形式の一つ。
回り縁を取り付け、その回り縁に竿縁を通し、その上に天井板を置いて作られます。
日本の伝統を感じさせるとても綺麗な意匠です。
ここは、玄関の廊下天井ですが、来客の目を引く作りですね。
こちらは、玄関入ってすぐ左の部屋。
和の照明ともよく合い、風情のある佇まいとなってます。
伝統あるものは、やっぱり心が落ち着きます。
伝統的なものを取り入れて現代に生かしていく。
そんな風にずっとずっと受け継がれていければいいなぁと思います。
ちなみに、このN邸では照明のスイッチはこんな感じ。
和すぎない感じがまたいいですね。