先日、完成したお家にて植栽ワークショップが行われ、
扇建築工房の宮澤さん指導のもと、家主さんと大工でお庭の植栽をしました。


これここでいいのー!?
土が意外と硬いんだねー。
なんて言いながら、楽しそうに植えていました。

静岡県浜松市にある扇建築工房さんは、
「山採り」といって山に自生している自然木を扱う有数の工務店さんで、
今回その工務店さんの宮澤さんにお願いをして
木々を入れてもらいました。
「山採り」がなぜ良いかというと、
限られた栄養分しかない環境で育つ木は、
余分な枝、葉をつけず日の当たる方向へ伸びようとするので、
幹がうねっていたりと様々なかたちがあり、
存在感や面白みを感じられます。
また、畑作とは違い育ちにくいので、育ち過ぎず
お家の植栽にはメリットとなります。


このファンキーな方が宮澤さん。
とても物腰が柔らかく、優しくて、
一つ一つの木々を1から説明してくださいました。
宮澤さんの愛を受けた木々や花たちはとても嬉しそうに、
植え替えられて咲いていました。


道路に接する面も植栽を植えると通りすがる人々の目にも優しく、
四季を街の人たちに伝える事が出来ます。
こんな風に街に優しいお家が増えていってくれたらいいなと思います。


日が傾いてきた頃、
作業は終了しました。
朝から土を掘り、泥だらけになりながら作業をしてくれた宮澤さん。
土の上に転びながらも一生懸命に植えてくれた家主さん。
お疲れ様でした。
四季が変わるたび楽しめるお庭になったのではないでしょうか。
また、咲く花が変わった頃
遊びに行かせてください。
