お知らせ

建築家が集まる勉強会『多摩川建築塾』

2021年4月26日

先週の金曜日に『多摩川建築塾』という建築家たちの勉強会がありました。

有名な建築家の先生をお招きして、多くの建築家たちが知識を深めていきます。

今回は、あの日本の建築を変えたと言われる建築家 吉村順三氏のもとで、

建築をされた藤井 章先生のありがたいお話でした。

吉村順三氏の言葉

『建築家として、もっともうれしいときは、

建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活が

おこなわれているのを見ることである。

日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき

家の中に明るい灯がついて、

一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら

それが建築家にとっては、

もっともうれしいときなのではあるまいか』

から始まり、吉村順三という建築家はどんなふうに何を思い建築をしてきたのかをお話いただきました。

家の建築においては、家にいる時間の長い主婦の導線や居間・食堂・台所のつながり、こういったところに重きをおいて建築され、なににおいてもこだわりを持ち貫き通す。そんな心を教えられました。

また、今回は、塾生の中に建築家として有名な方も参加され、

建築家の飽くなき探究心に畏敬の念を抱きました。

たくさんの建築家がおり、たくさんの考えを持って建築されていますが、全ての建築家の思うところは、冒頭にある、吉村順三氏の言葉の通りではないかと思います。

丸晴も飽くなき探究心を欠くことなく進んでいきます。

 

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